東京・新代田FEVERでMUGAMICHILL(ムガミチル)
HOPE Tour 2022 "The Album"
ナスノミツル(el-b, devices)
中村弘二(g,samples)
中村達也(ds)
+内田直之(PA)
4枚組デビューアルバム完成後、"The Album"と題されたライヴは東京、名古屋、大阪のみ。この3公演にはアルバムのMIXを手がけた内田直之さんがPAで参加。
まだ慣れないが、今後はアルバム収録にあたり付け直された新曲名の方で書く。
1st 19:35〜20:30
1. Lights
2. America(新題)
3. Horses(新題)
4. Pulse(新題)
2nd 20:50〜21:45
5. Snow
6. Coyote
7. Sky
8. Tears
9. Guilty
Encore 21:50〜22:30頃
10. River(新題)
11. Border(新題) ※赤い照明
12. Shadow(新題)
最初にナカコーが登場、機材から耳慣れた曲のカン、カン、というイントロのリズムが鳴らされたのであの曲からか、と思うも、微か〜に始まってるので手拍子を一緒にするかは迷う感じでしばし聞く。
結構長くて、これはまさかの手拍子待ち、、^ ^;?と不安になるくらいのタイミングでカンカンの音にダブがかかっておお、と思う(この辺で内田さんがPAなのかな?と思う)
その後に、達也さん、ナスノさんが出てきて演奏が始まり、あ、長岡と同じくLightsから始まるんだ〜と。
Lightsは前回も思ったけど、ナスノさんの高く可憐なメロディが後半、低くぐっと厚みを増すところが好き。今回は達也さんのキャンドルタイムは無し。
ナカコーのサンプラーの音が今回面白く、その前の週に京都の映画館でNope(ノープ)を見たばかりなので随所でその中のシーンを想起してしまい。
Nopeは怖くてホラー感満載だったけど、もちろんムガミチルはそんな事なく、思わず空を見上げてしまう未知との遭遇感が随所に満ちていた。
Americaは、後半の達也さんのドラミングがものすごく伸び伸び感じられて、みずみずしいなー!いいわねー!と思った。
Horsesは三位一体の疾走感と、華麗に盛り上がるピークのシーンがたまらない、かっこいい名曲。どんどんやって欲しい。
1st最後にPulse。バスドラと光が連携。可愛いシンプルな曲のようで、全員の音が加わると中々トリッキー!私だったらドラムつられるわーと。
つくづく変態な良い曲作りますなー笑
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2ndはナカコーのヒュー、ビィー、てスペーシーなノイズでSnowから。
達也さんのボンゴ使いが良い音してる。
ベースの深〜い音。どんなだったか忘れてしまったけど中盤の展開がまた変わってて面白かった!
その後のCoyoteも中盤の展開が面白い!!とメモが残ってる。どんなだったかなー、また聴きたい。そのままSkyへ続けて演奏。ドラマチックさがいつも以上に凄く、高まり、泣きそうになった。
その後にTearsまでやってくれ、ジャンー!て曲が終わった時はステージの皆さんも我々も放心したような余韻に満たされた。
Guiltyは、3人が順番に音を出してぐるぐると、音楽で会話するようなトライアングルのシーンが美しい。
アンコール含め、集大成のアルバムリリースにふさわしく、聴きたい名曲たくさんやってくれて嬉しかった。
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ナスノさんが終わりのご挨拶の時に、めっちゃかすれた小声で(ありがとうございました〜、、)て言うので、えっ声出なくなったの?大丈夫?と心配したのですが、体調のせいではなくて、なんか、演奏失敗したーって箇所があったようで。
記念すべきライヴなのに失敗しちゃって、、> < て言うナスノさん!そんなの言わなきゃお客は分からない〜、すかさず達也さんが「私が間違えましたー!!」て、明るく叫んでくれたので、え、そうなのー?と思いながら笑ってしまいました。
こんだけライヴ見てる私だってよく分からないんだから、いいのにね〜。
メンバーの細かな表情や所作までずっとガン見してた人なら気づいた感じですが、ムガミチルはライブの度に変わる部分あるし、なんかハプニングあってもその日の特別で面白いからいいですよ。
でも完璧を目指す気持ちは理解しておりますし尊敬。
気づいた人もいるので、私も濃いファンとして気づきたかった気もしますが、特にアンコールの時なんて、気持ちよく浸ってたので私はこの日ナスノさんが失敗しちゃったー!て箇所は分かりませんでした。
でも、そういうナスノさんのMCがみずみずしくて、思わずご自分で高校生みたいな、って言っちゃってたけどそんな一所懸命さも良かったです。
アンコールもたっぷりで、Shadowの終わりに急遽あの曲もつけよう、ってナスノさんがアドリブで変えたような構成もあり、ごめん遊びすぎた〜> <と最後にナスノさん呟いてたけど、この時間を終わらせたくないような気持ちと、サービス精神が溢れ出てる感じがして良かったです。
そしていつもクールに落ち着いて演奏しているナカコー氏の安心感よ、、もちろんここぞの時は激しく魅せてくれるし、良き。三人三様、とても素敵なバンドだなーと改めて思いました。
終演後、お疲れの所、御三方出てきて久サイン会も。嬉しかったです〜。