元住吉POWERS2にて恒例の鬼怒さん54歳お誕生日記念ライブ。5days初日は
鬼怒無月(G&Vo)、佐藤研二(Ba&Vo)、山内陽一朗(Ds)のロックトリオ。
このトリオを見るのは、私は2017/4/28湯島ファビュラスギター、2017/7/8上尾プラスイレブン、2018/3/7池袋バレルハウス、、で今回で4回目。
~~~~~~~~~~~~~
1st
・緑の丘(鬼怒無月)
・新曲(鬼怒無月)
・Wind Cries Mary ~風の中のマリー(Jimi Hendrix)※サトケンさんVo
・Kowloon Jag(Larry Coryell)
・The Harder They Come(Jimmy Cliff)※鬼怒さんVo
2nd
・White Room(Cream)※サトケンさん&鬼怒さんVo
・HCKHH blues(Jack Bruce)
・Land(鬼怒無月)
・Hurricane(Gary Moore)
アンコール
・Superstition ~迷信(Jeff Beck BBA) ※鬼怒さん&サトケンさんVo
~~~~~~~~~~~~~
鬼怒さんのお馴染みの曲「緑の丘」で爽やかに始まったところで、「そうだ、前半は山内君のソロが無いから、新曲のベースソロの後に入れようか」と鬼怒さんが言って、臨機応変な感じで2曲目の新曲は重めに長めにがっつり。
「風の中のマリー」はサトケンさんのマイクにリバーヴONで、これまで聴いた中では一番、しっとり、深い歌声でした。キレイな曲。ギターのトレモロみたいな音も素晴らしい。
曲終わりにサトケンさんが「サンキューベリーマッチ^ ^」とイギリス風に挨拶。鬼怒さんもやったら?ってふられてイヤイヤ、、とハニカミつつ、「俺もね、一度は試してはみるんですよ。ウィンクとか、ギター回しとか、、練習してみたり。」て鬼怒さん面白いな。
サンキューなんてステージで言ったことない、っていう鬼怒さんに、「やりましょう、次の凄いギター弾きまくりの後で、ウィンクしてサンキュー、やりましょう!」とサトケンさんの満面の笑みの煽りで始まったカウルーンジャグ。圧倒的なギター弾きまくり、ベースソロもかっこいいわで、凄く面白かった。終わって「さん きゅう」て言ってた。
1st最後のジミークリフの曲、私はこのトリオでは初めて聴いた。原曲は結構高い声だけど、鬼怒さんのキーで渋めな感じで、ブルージーで、良かった。
~~~~~~~~~~~~~
後半は、サトケンさんが、すごく好きな曲だけど、かえって滅多にやらない、、というホワイトルームを鬼怒さんとのツインVoで。
久々に聴いた名曲、高校の文化祭で先輩のバンドを見てる気分になり、、盛り上がった。アー!(ダン!ダダダ ダン!ダダダ!)のコーラスのとこは、サトケンさんに促されるまま一緒に歌って楽しかった^ ^
続いてサトケンさんが敬愛する、大大大好きなジャックブルースのジャズアルバムに収録されている隠れた?名曲、HCKHH blues。何度もこのバンドで聴いたけど、今回は凄く良く感じた。ドラムの山内君はこういうジャジーな曲でも本領発揮だし、聴き応えありました。ジャックの曲は何度も聴くとより、良さが分かるのかもなー。。サトケンさんも「ジャックブルースのアルバムはどれを買っても間違いない!もし聴いて、あれー?おかしいなー?と思っても大丈夫!おかしいのは貴方ですから!何度か聴いてみてください、絶対に良くなるから!」と、熱くお勧め。
鬼怒さんの名曲Landも、ギターソロ、ベースソロ(ハーモニクスみたいな珍しい音)、絶好調ですごくよかった。
ゲイリームーアのハリケーンも、ドラムめちゃめちゃかっこいい。ギター速弾きがすごすぎ、、お三方のスーパープレイを存分に堪能。
アンコールの迷信、歌も上手い。。鬼怒さんは存分にエレキ弾きまくるし、サトケンさんのベースもかなり「歌う」し、山内君はツインペダルも駆使してハードにロック三昧。
カウルーンジャグとか、ハリケーンとかでは特に鬼怒さんのギターは圧巻、なかなかこんなの聴けないなって思うし、サトケンさんがとにかく楽しいしジャックブルース愛をまた伝道して欲しいし、山内君の技術&安定感&激しさも申し分ないロックドラムは目の保養だし、定期的に見たいバンドです。次はいつかなー。
コメント