西荻窪アケタの店でスガダイロー氏のレギュラー企画、M&N's Lab
セロニアス・モンクとハービー・ニコルス研究会。
今回は超久々に演奏の舞台に立つ東保光さんとのデュオ!これは見ねばと期待ムンムンで一杯の客席。
「アンプ繋いだ?」「リラックスして」「リハビリセッションなんで」
と、なんだ?めちゃ優しく光さんを気遣ってるダイローさん。アンプ繋いだ?て。笑
H.ニコルスのLove, Gloom, Cash, Love
で、強く太い音でベースを弾き倒す光さん!
え、久々なのにこの勢いで、このペースで飛ばして後半もつのかしら?とつい要らん心配をしてしまう観客の私。
「指大丈夫?」とまたもや優しい声かけのダイロー氏。でも演奏始まるとダイローさんも飛ばす飛ばす!ちょっと珍しいくらいの弾きっぷり。
「仕事つらいなーって感じの曲です」て紹介で始まったモンクのWork、
「次も辛い曲で、House Party Starting、パーティが始まるわくわく感ゼロ!この家やだなー、客来るのかー?って。」
て、ダイローさんの曲紹介からの、光さんのイントロ、これは笑う!
ドスーン、モヨモヨ〜って変な曲でした。
久々に演奏する光さんのリハビリだって言ってたけど、最後の最後まで2人ずっと弾きまくりで、かなり厳しい追い込みトレーニングに見えました。
ダイローさんは一週間後のジェイソンモラン氏とのライブの準備もあり、めちゃめちゃ練習して仕上がってて、そのせいでかなり弾いちゃってたみたい。弾けちゃうとつい弾いちゃうナー、みたいな事を終演後に話してたような。
でも久々の光さんと一緒の演奏がとても楽しくてそのせいで、にも思えました。
人前での演奏が久々の光さんに対してダイローさんが「もっとベース前に出て」と。リズムのことと思いますが、ぐいぐい前に前に弾く光さん。
「うん、それくらい前に出れば大丈夫」(ダ)
「あー、そうですかあ」(光)(客席笑)
「こういう感じもあったなーって。」(光)
「いや、こういうもんだよっ!笑」(ダ)
と、とぼける光さんと、指導も優しく、いつもより笑顔多めのダイローさんでした。やはりいいコンビだなーと楽しんで聴けたライブでした。