青山月見ルで今堀恒雄Another Works
ナスノミツルb、佐野康夫ds、鶴来正基keyさん達。
今堀さんが手がけた「はじめの一歩」「トライガン」「ガングレイヴ」等のアニメの原曲再現で、豪華な音!
メンバーの皆さん全編イヤホンで、驚異的なタイミングで畳み掛けられる剛腕ライブを堪能。。
今年の2月3日の甲府桜座が初演で、その時も見に行きましたが本編のセットリストは全く同じで、アンコールだけ、2月はnaked Fung(はじめの一歩)、今回はYellow Alert(トライガン)で異なってました。
一部
1 VAGABOND(はじめの一歩)
2 B.G(ガングレイヴ)
3 SENSE OF TENSE(はじめの一歩)
4 TUMBLING DICE(はじめの一歩)
5 in the mirror(はじめの一歩)
6 PHILOSOPHY in a Tea Cup(トライガン)
7 劇場版 H.T.(トライガン)
二部
8 ファミリィ(ガングレイヴ)
9 Via Basque(はじめの一歩)
10 B2(仮題)芸術舞台用の曲
11 black and blue(はじめの一歩)
12 People Everyday(トライガン)
13 spread Ivy(はじめの一歩)
14 B.B.B.(はじめの一歩)
アンコール
YELLOW ALERT(トライガン)
〜〜
全15曲!はじめの一歩が8曲で多く、どれもかっこ良かったー。。
ステージにギターが3本も!と思ってたら、ライブを想定してなかった曲なので、曲ごとにチューニングがバラバラなんですって。こまめにギターを持ち替えつつ、曲紹介も、これは攻撃のシーン、、緊張感が高まるシーン、もう勝ちが見えて余裕がある軽快なシーン、とか発注された時のキーワードやイメージを演奏前に添えてくれて、MCもとても丁寧な今堀さんでした。
ライブ想定してないので原曲は音がたくさん重なってて、それを再現すべく打ち込みもあるので皆さんイヤホン。開始前のカッカッカッってクリック音が客席にまで漏れ聞こえてきて、 皆さん耳、大きい音で大丈夫なのかなー!とか心配しちゃった。
クリックで始まるから普通にドラムの分かりやすいカウントとか無くて、皆さん静止&集中した状態からいきなり頭からドドドドー!って入るの。
in the mirrorの出だしとか、ドリルのように始まるその迫力に痺れた。。
TUMBLING DICEは、ナスノさんのシンセ的なベースソロたっぷり。曲もすごい難しいアスレチックを見ているような、、もうどこが頭だかー、な。今堀さんの曲はどれも何捻りもありますね。
〜15分くらいだけ休憩して二部〜
ガングレイヴの「ファミリィ」は、当時メキシコ系アメリカのバンドをよく聴いてたので、その雰囲気が活かせたようなことを今堀さんが。ゆったりして、楽しい、セクシーな曲で素敵でした。
はじめの一歩の攻撃シーンの曲「Via Basque」は佐野さんのイケイケなドラムから始まって照明も派手!楽しい。
一曲だけアニメ関係ない舞台の曲で。
1996〜98年に開催された名古屋の芸術劇場でダンスとのコラボ用に作った音楽を。インプロ的な感じもあり、曲も長めにたっぷり。鶴来さんがとっても楽しそう!に演奏。佐野さんは隙のないタイトなドラミングで凄いフュージョンな感じ!でした(うまい例えが、、)
はじめの一歩で"攻撃-6"て仮題がついてた「black and blue」、私のライブ感想メモには「変拍子が過ぎるー!」て書いてた。笑
終盤の「spread Ivy」は今回曲紹介が無かったけど、2月の桜座の時には「ユーロビート風に」と発注を受けて、ユーロビート、、?よく知らないけどこんな感じかな?と作った、という今堀さんのMCが印象に残ってて、今回も、鶴来さん大活躍で、うん、凄くユーロビートぽいって思いながら聴いてました。^ ^
本編ラストの「B.B.B.」(はじめの一歩)、ナスノさんのブリブリバキバキベースがかっこ良かった。佐野さんもクールな佇まいながらプレイは全開で、この曲か、その前あたりでスティック折れて飛ばしてた〜。
アンコールのYELLOW ALERT。
これはギターの表現が凄かった。細かくて速いディレイがチリチリ重なるようなやつで聞いたことない、耳と手のずれで混乱しそー。物凄くかっこいい曲でした。
とにかく音が豪華なので鶴来さん大活躍、次はギターも弾いてーと今堀氏が半分以上本気で頼んでた。
曲は今堀さんワールド全開で何捻りもあって、複雑かつ、キャッチーにかっこよく。
プロフェッショナルの一分の隙もない剛腕の演奏をライブハウスの空間で堪能でき、大変満足。終始、ワクワクして楽しめたライブでした。
コメント