7/8(日) 【鬼怒無月 54th Birthday Special 5days ファイナル】(小峰公子、白崎映美、杉林恭雄、日比谷カタン、近藤達郎、ナスノミツル、吉良草太郎、吉田達也、鬼怒無月)

元住吉パワーズ2で連日開催されていた鬼怒無月 54歳お誕生日祝5dayの最終日。昨年も見に行った豪華メンバーが出演する一番お祭りぽいやつ。

小峰公子vo,acc、白崎映美vo、杉林恭雄vo,g,尺八、日比谷カタンg,vo、近藤達郎key、ナスノミツルb、吉良草太郎b、吉田達也ds、鬼怒無月g,vo

以上総勢9名のミュージシャンで是巨人のナスノさん、吉田さんがホストバンドで色んな曲を演奏するのも楽しい見どころ。あと、昨年も爆笑させてもらった日比谷カタンさんの出し物も楽しみで。

19時半の開演に所用で10分ほど遅刻していったら是巨人のSwanDiveの演奏が始まっていて、それが一曲目だったみたい。

1部が終わったのが21時で、15分ほど休憩(お手洗いに行列ができていたので、鬼怒さんが21:10頃からソロギターを披露しながら待機してたので実質10分か)。
ミュージシャン入れ替わり立ち替わり、盛りだくさんの楽曲で終演は22:45!3時間のメニュー、合計20曲以上は優にあった。


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一部(19:30~21:00)

●最初は是巨人で3曲「SwanDive」「CleanCut」「K」。とってもまとまりのある演奏。私の耳には爆音ではなかった。客層色々だから聴きやすい音量にしたのかな。新曲のKもすっかり完成をみた感じで、バランスよくすみずみまで各人のフレーズを楽しめた。最初LとKをライブで同時に初披露された時は、Lに比べてKはぴんとこなかったんだけど、段々はまってきて今はKめっちゃ好き。くせになる。

●くじらの杉林恭雄さんバンドで、+近藤達郎さん、ベースは吉良草太郎さんに交代。「女たち~」は初めて聴いた。

>鬼怒「飛ばしますねーっ!」 杉林「煽ってきますねえ!笑」 

昨年も聴いた「SANSO」はいい曲だなーと思う、フッフーッフー、フフーッフーッのコーラスは客席も一緒に。最後のメロディ波打つところが微妙に難しい。
爽やかなエイトビートを叩くのは吉田達也さん、ていうのもこのイベントならではのツボ。

杉林バンドも結構熱い演奏だったので、“お客さんのことを想って”次はアコースティックで

●鬼怒無月アコースティックトリオ(鬼怒、ナスノ、近藤)

鬼怒さんがよく演奏してる「Three Colors Of The Sky」と、 私の好きな名曲「Fire Wood」(単数形だったか不明)。アコースティックとはいえ、超~抑えた音量に驚き。ベースの音が微かに、、でもすごく難しいの弾いてる~。。あの音量でFirewoodのキレッキレの演奏、この曲が一番難しそう、えぐいーと思った。めっちゃ耳を澄ませて聴きました。

●杉林さんが入って「島の娘」。ウクレレでほんわか、癒しタイム。

●小峰公子さんが登場。スコットランド民謡「The Water is Wide」を小峰さんが日本語歌詞をつけて。これはよく聴いたことがある曲だけど歌詞が鮮やかに入ってきた。淡々と優しく、抑えた哀しみの歌詞。

●鬼怒さん小峰さんDuoになって「小さい宇宙」と「遠い音楽」。私は吉良さんが亡くなってから初めてZABADAKのライブを見に行って、計4回ほど見ていますが、とても好きな二曲。昨年、多摩のプラネタリウムで聴いたの、よかったなーと思い出した。


~休憩~ 鬼怒さんが「My Back Pages」のアコースティックソロギターで、トイレ休憩のお客さん達が席に戻るまで繋ぎ。激しいストロークでかっこよかった。


二部(21:15~22:45)

●白崎映美さんが登場。“盟友”小峰公子さんと鬼怒さんとで、物凄くシャンソンなんだけど、歌詞は東北弁って歌を披露。昨年も聴いて面白かったやつだ。お見事としか言いようがない。そして吉田さん、吉良草太郎君、近藤さんがIN.

白崎さんが鬼怒さんにプレゼントの曲です♪といって、何が始まるのかと思ったら、吉田さんがあの特徴的なイントロパターンを叩いて「Rock’n’Roll 」キター!って。
鬼怒さんがツェッペリンのこういう曲を弾くの珍しい気がする。弾きまくり具合が余裕で凄い。白崎映美さんのボーカルも、盛り上げも、とても楽しい。
私的ファンサービスの一曲。

次の「月夜のらくだ~」は初めて聞く曲でした。

メンバー入れ替えで是巨人のリズム隊がIN。

>「この後は、ずっと働いてもらいます」(鬼怒)

●ここでようやく日比谷カタン氏が登場。お楽しみコーナー待ってましたって感じで。でも時間がタイトなので、おしゃべりする余裕もなく(ハイジの話もできません、とか言っててウケてた)。セッティングも、楽屋に忘れ物したり、ワタワタしてて「あーもう!生まれてきてすみません!」とか言うので、後ろでナスノさんが笑ってた。

そんなカタンさん肝いりの選曲はまさかのガンズ!Welcome to the Jangle!カタンさん上手い、完コピ。鬼怒さんも流石完璧に弾きまくり。しかし是巨人のリズム隊がこれをやる違和感というか、レアさが面白すぎ。。ナスノさんはキリっとした真顔でそつなく演奏。弾き終えてからようやく笑みがこぼれてた。ナスノさんがガンズを弾くなんて生まれて初めてに違いない!と思って見てた笑。

吉田さんは私の知ってるガンズとは違うけど、手数多めの吉田さんぽいフレーズでシャカシャカ叩いてました。カタンさん最後のフォア!のシャウトも完璧に決まってた。これも私的にご褒美ファンサービスな一曲。


カタンさんのギターって、なんか変なのがぶらさがっていて変わってるな-と思って見てたら、弦だったみたい。曲が始まってすぐ切れてたみたい。太いから弦とか思わなかった、、^ ^;


時間がなかったので、カタンさんの面白MCがほとんどなかったのが残念。来年はもう少し聞きたいな。昨年はストレンジウーマンで「おんなー、おんなー、頭のおかしなおんなー」とか時事ネタ歌ってたな、と思いだしたりして。


近藤さん、小峰公子さんが入って
●「ここが奈落なら、君は天使」カタン&公子さんのツインボーカルで。その後の「樹海(うみ)」もめちゃかっこよかった。このあたりでクライマックスに突入!


●昨年、初めての試みでやった、是巨人の曲に小峰さんが日本語詞をつけて歌うコーナー「Kaleidoscope(吉田さんもコーラス)」「アバンダン」、そして声がぴったりのケイトブッシュの「嵐が丘」、あとタイトルが分からない曲(あのままのスピードじゃ~って歌詞の曲)

杉林さんがなんと尺八で入って
●ZABADAKでも東北6県ロールショーでも毎度おなじみ「相馬二遍返し」。小峰公子さんが歌う曲の中で、これが一番好き。杉林さんの尺八も素晴らしかった。


アンコールは全員登場して、ZABADAKのイージーゴーイング。ここで総立ち。何度もライブで見てるので手拍子で参加。明るい大団円。



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ほんと盛りだくさんでこの豪華メンバー、面白内容でMC3000円は安い。来年はチャージあがってもいいから土日の早い時間開演で、おしゃべりのつなぎ時間もゆっくりとって3時間半くらい演って欲しい~。笑

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mimihen

みみへん。大阪生まれ、東京在住の会社員。
ドラム叩きます。
音楽、日常の雑記。

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